MBTの靴紐が、「ほどけやすい」または「ゆるみやすい」と言われることがあります。なぜか最近多いです。
確かに靴紐の種類によって、ほどけやすい・ほどけにくい、の差があるようです。
化繊のつるっとした丸紐はほどけやすいですね。コットンの平紐はほどけにくいですね。
メールやお電話の場合、コツを伝えるのが難しいので、こちらにまとめておきます。
まず、はじめに「蝶結び」(=蝶々結び、リボン結び)が正しく出来ているという前提で進めないといけません。
お客様の靴紐の結び方を見ていると、実は半数近い方が蝶結びを間違っている(汗;)
違ってますよ、ともなかなか言いにくいのですが。
基本の蝶結びの形は2通りしかありません。
下の動画の結び方と、その左右反転版。
(ちなみに私は、動画とは反転タイプ)
動画を貼らせていただきます。※音が出ます
うまく表示されない場合、
こちらから。
この蝶結びをベースにして、ほどけにくくする方法ががいくつかあります。
【その1】
結び方はそのまま。最後に2ヶ所を引っ張て結び目を固くする方法。
上の動画の結び方が完了した状態で、左の輪の下側と右の輪の上側(=ブルーで塗った2ヶ所)を同時に引っ張ります。
結び目が固く締まって、ほどけにくくなります。
輪っかを単純に横に引っ張るだけで、仕上げにこれをやっていない方が意外と多いです。
ピンクのヶ所を引っ張ってしまうと、紐の先っぽ(ピンク点線)が短くなるだけで結び目が締まりませんので、すぐ間違いに気付くかと思います。
【その2】
2回まわし(結び方の正式名称はわからず)
うまく表示されない場合、
こちらから。
片方の輪っかを結び目にもう1回くぐらせる方法です。ひと手間加わってしまうものの、確実にほどけにくくなります。
他にもいくつか方法があるのですが、シンプルでほどくのも簡単な方法が上記かと思います。お試しくださいませ。
靴紐自体をほどけにくいものに変えるのも手です。当店でご用意できるものもあります。ご相談ください。