いつも足の話ばかり書いているので、今日は『手』に関する話を。
足同様、手も大変奥深い体のパーツです。
有名すぎる話ですが「手当て」というのは文字通り手を当てて行うわけで、手というのはそこにあるだけで、少なからずヒーリングの作用を持つのではないかと思います。
ところで、人間の体にはコア(核)があるのはご存知の通り。
※私どもの店名にコアとつけているのには、コアに意識を向けてコアを鍛えようという思いがあります。
自分自身をコントロールするところでもあり、天や宇宙とつながるところが体のコアなのです。(どちらもコアが存在しないと不可能)
からだのコアの捉え方は、別の機会にお話したいと思います。
『手』の場合、コアはどこなのかというと、『中指』にあります。
これはマッサージをする人間は始めに教えられることですが、動きの中心が中指になります。大きい範囲の指圧には拇指(親指)を使いますが、狭い部分(フェイスなど)の指圧は基本は中指です。少なくとも拇指を除いた4本の指の中では最も指圧に向いた指です。
ためしに自分の顔を簡単に指圧してみると、人差し指と中指で断然気持ちよいのは中指のほうなんです。
情報の伝導をしやすい指(またセンシティブな指)だからです。
私の場合は、どうでもいいタッチパネルの操作なんかにはあえて中指は使わないようにしています。
また、肩や首筋が凝って、あるいは頭痛がして、自分でその部分を押したり抑えたりすることがあると思いますが、そういう時はぜひ中指を使ってください。