シャンプーや化粧品を取り扱っている関係で、ヘナについての質問をよくいただきます。
販売してほしい、とのリクエストもありました。
質問の内容は、「どこのヘナが良いですか?」「面倒くさくないですか?」「白髪はどのくらいきれいに染まりますか?」などなど。
ようやく自信を持っておすすめできるヘナに出会ったのでご紹介です。
当店のスパで使用している「シムシム セサミピュアオイル」の(株)しむらさんから発売された
シムカラーです。
ヘナをベースに、天然ハーブをブレンドした白髪染め&トリートメントです。
今まで市販のナチュラルヘナ100%や、ハーブブレンドのヘナ、インドから個人輸入するヘナなど何種類も試してきました。
品質的には納得できるものが多かったですが、価格が高かったり、自然の産物ゆえ品質にばらつきがあったりもしました。
この「シムカラー」は、少量のパウチとシェイクボトル付きのため、とても使いやすいです!
まず失敗がないと思います。(これでもうまく染められないって人は、諦めて人にやってもらうと良いかも笑)
そして、ヘナそのものの質がとても良いと思います。お湯で溶いた際に、少し粘りが出ます。(良質なヘナの特徴と聞いたことがあります)
ダマにもならず、塗布が簡単で、なんと30〜40分という短時間できれいに染まります。これは有難い!!
しかも安い。
どんなヘナも染めた直後の発色が次第に薄れていきます。やはり、2〜3週間経てば、白髪がまた目立つようにはなりますが、ケミカルなヘアカラーでもそれは同じことが言えます。
直後はかなりきれいに染まりますし、頭皮がさっぱりして、元気になります。
あと、変な話、排泄物が増えて「ああ、デトックスしてるんだ」という実感もあります。
と、良いことづくめのシムカラーですが、ヘナの最大のネックである「匂い」はどうしてもあります。
干し草のような、抹茶のようなあの匂いですねー。
私自身は嫌いな匂いではないですが、夏場とかは周りから「??」と思われそうなので、ヘナの匂いをマスキングする方法も各種試しました。
1.ヘナの仕上げにガスールで洗う方法
2.ヘナの仕上げにクエン酸を溶かしたお湯でリンスする方法
どちらも有効です。最近はもっぱらクエン酸で〆るやり方です。これだと簡単だし、色の定着もよくなります。
髪の毛が濡れている間は結構ヘナ臭いですが、良い香りの植物オイルなど毛先につけて乾かせば、あとはほとんど気にならない程度になります。
ケミカルなヘアカラーはやっぱり苦手です。
昔はガンガンに色を明るくして、TRFみたいなヘアスタイルの時代もあったんですけどね。
最近一回だけ、個人輸入でHerbatin●っていうナチュラル系ヘアカラーを試したことがあります。(アンモニア、アルコール、パラベン、香料が含まれていない植物系のヘアカラー、普通のヘアダイより 過酸化物の含有量が少ない)
それもやはりダメでした。塗っている時、多少のアンモニア臭と頭皮への刺激があるし、染まりもヘナと同じかそれより悪いくらいでした。おまけに数週間髪の毛がパサパサしてしまいました。日頃ヘナをしていると、ケミカル成分との相性がよくないのだと思います。
そんな失敗もあって、1ヶ月に1回のヘナ生活が定着してきました。
ヘアサロンでやってもらう方法もあります。でも、自分でやったほうが時間もかからないし、経済的です♪
シムカラーの詳しい使い方は、しむらさんのWebサイトに載っています。
なかなか売っているところを見かけません。シェイクボトルなしでよければ、私の手元にあれば数パックはお分けできますのでお尋ねください(ストックはソフトブラックとブラウンです)。
私のセミロングの髪だと、1パックでも、根本を中心に、まあまあ全体を染めることができます。
白髪をしっかり黒っぽく染めたい方は、オレンジ→ソフトブラックの順に使用すると、確かにかなり黒に近い色に染まります。
ぼかすくらいで良い方なら、ブラウンもきれいな色でおすすめです。
シムカラーと、ナノイードライヤー(これまたすごく良いです、クセが全然気にならなくなります!)のおかげで、髪の悩みはだいぶ少なくなりました。