コアな健康日誌

MBTウォーキングショップ恵比寿コアのスタッフブログ。
MBTシューズ、サンダル、ブーツの最新情報から、美容・健康の話題までお届けします。
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締めて良いところ、悪いところ【衣類編・後半】

ところで、「MBTを履き始めてから、きつい下着が付けていられなくなった」という女性がよくいらっしゃるのですが、なぜかわかるでしょうか。。。

体が軟弱になった?
山田に洗脳された?(笑)
※私はことあるごとに、きつい下着がよくないと言っています。

・・・ではないはずで、足と身体が連動しているからに他なりません。



身体はひとかたまりの物体に見えますが、よく見ると細かく分化していて、いくつかのチームにわかれて運動しているイメージです。
垂直方向に区切ってみることもできますが、ここでは水平方向に区切って考えています。大きくわけて頭・頸部、胸郭・上腹部、腹・骨盤部というふうに。


こちらは足を上から見た図です。
足のリフレクソロジーでよく用いられる図。足には全身の反射区があることが知られており、全身を3つの水平ゾーンで区分した時のラインが、足でも3つのライン(肩の水平ゾーン、ウエストの水平ゾーン、骨盤底の水平ゾーン)として現れます。

足編では、締めて良いところが黄色のエリアでしたね。
ウエスト下側に沿って腰の上までは締めてOK、ウエストと肩の間=胸郭部は締めない、と解釈できます。MBTを履いて足の胸郭部を開放させると、胸郭もダイナミックに動くようになり、深い呼吸が促されます。これは事実です。
(MBTセミナーに参加された方、ベテランのMBTトレーナー達と、皆さんの呼吸回数にずいぶん差があったのを覚えていますか?)
横隔膜を始めとしたインナーマッスルの出力が上がります。ですから、その動きを制限するようなきつい下着が苦痛に感じる人がいます。

足と全身は常に連動して動いているのです。

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前半から始まり、ここまでの記事を読んで、
「いくら締めないのが身体に良いって言ったって、タイトな服でお洒落したいし…」
「年齢とともにバストやヒップが垂れるから、下着で支えないとダメって聞くけど?」
「運動する時は?」
などなど、疑問をお持ちの方もいるかと思います。

そこで私からのおすすめはこちら。

家の中にいる時や寝る時は締め付けを限りなくゼロに近づける
そして、日中の活動時は快適と思うもの、好きなものを着る


です。

例えばですが、寝る時に下着をつけるのを一切やめて、パジャマのウエストのゴムさえ止めてみる。
短時間とはいえ、体をとことん解放すると、日中でもあまりにきついものは着たくなくなると思います。もちろん締め付けがない方が良いわけですが、洋服を着こなすためにある程度はやむを得ません。

昼と夜で着用の仕方を変えるのには、理由があります。

実は身体の表面に圧力がかかると、先に挙げたような、直接的力学的な影響(呼吸が浅くなる、血流が阻害されるなど)ばかりでなく、潜在的ストレスー自律神経系への影響ーが生じるのです。

というのも、皮膚は目、耳、鼻、舌などと同じく、感覚器のひとつだからです。
目を休ませなくて平気な人はいないと思います。皮膚もある部分そうかと思います。
着ている本人が「このくらい全然苦しくないもん」と思っていても、皮膚感覚は触覚(=何かが接している)、圧覚(=押されている)などの信号を常に受け取っています。
胴部・下肢部への衣服圧は、自律神経系に影響を及ぼすようなのです。
たとえば、運動時には適度な衣服圧が交感神経系の活動を高め、入眠時には無圧が副交感神経系の活動を高めます。現代人はストレスにより交感神経優位になりがちと言われます。衣服や下着で24時間身体にきつい思いをさせていると、当然バランスが乱れてしまいますよね。

もちろん、あまり神経質になる必要もないと思います。
身体感覚というのは人それぞれで、どんなに強い締め付けがあっても平然としている人と、ちょっとの締め付けで具合が悪くなる人がいます。また、不快な刺激も慣れてしまうと、麻痺して平気になってくるところがあります。
だからこそ、就寝時には身体をリセットするために、締めるのをやめる。これが簡単な方法ではないでしょうか。

衣服圧は害ばかりでなく、有効活用されることもあります。
(例:リンパ浮腫防止の医療用ストッキング、医療用のコルセット、最近流行りのコンプレッションウェアなど)
適度なテンションが皮膚表面にかかると、気持ちがしゃきっとしたり、姿勢が伸びる場合もありますね。

医学的には、「ブラジャーが乳がんの原因を作る」「ブラジャーは細胞発達を阻害する。ブラジャーをしないほうがバストが垂れない」という論文が発表されたかと思うと、それらに対し「科学的根拠がない」と反論する専門家がいたり、いろいろな主張があります。有効なデータを知っている方がいたら、教えて欲しいです。
何を信じるかは、自分次第なのですが。

最後に最近読んだ本を紹介します。

『パンツを脱ぐとなぜ体の不調が治るのか』川村一男著/二見書房
だいぶ古い本です。締め付けの害のほかに、合成繊維による健康被害などについて書かれています。これを読むと、ここ数十年での衣服や繊維はずいぶん進化していたんだなぁ、と感心せずにはいられません。一方、下着や洋服で実物以上にスタイルをよく見せたい、きれいに見せたいと思う女性の心理は今も昔も変わらないんだな、とも思いました。
私はこれを読んでから、下着、腹巻、靴下といった重装備で寝るのをやめています。特に身体が冷えないどころか、朝起きた時の身体の軽さ、暖かさに驚いています。でも、いきなり極端な薄着にすると風邪ひくかもしれないので、お気をつけください。
 
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締めて良いところ、悪いところ【衣類編・前半】

前回の記事、締めて良いところ、悪いところ【足と靴編】の続き。

今回は下着や洋服で体を締めることについてです。
衣類の素材が大事なのは言うまでもありませんが、今日は「締める」(締め付ける)ことについて考えてみます。
※「衣服圧」または「被服圧」が身体におよぼす影響について、公開されているデータはごくわずかです。そのため、医学的根拠が乏しく、衛生学の専門家の論文や書籍をもとに、私の経験もふまえてまとめた見解になります。

はじめに問題です。
下の図でピンクの印部分、締めてOKなところはどこだと思いますか?

答えは「どの部分も締めてはダメ」。
と言いたいところですが、下着も洋服も常に身につけない、というわけにはいきません。
状況によって、使い分けが必要になってくるのです。
締める部位や程度で注意しなければならない点など、詳しく書いていきます。

【部位】

特に締めない方が良いのが、下の部分。

そう、胸郭と足の付け根です。多くの方が日常的に下着(ブラジャー、ショーツ)で締めてしまいがちなところです。

胸郭を圧迫するものの代表といえば、ブラジャー。胸郭は、じっとしている時でさえ、呼吸とともにかなり大きな動きを繰り返しています。また俗に言う『脇高ブラジャー』(脇肉を胸にあつめるため、サイドの高さを出したブラジャー)をつけると、脇の下にある腋窩リンパの近くまで圧迫してしまいます。ワイヤーと並んで危険な要素です。

次に足の付け根。鼠径部をショーツのゴムが圧迫すると、血流、リンパの流れが阻害され、冷えやむくみの原因になってしまいます。
鼠径という言葉は、お腹の中にあった睾丸(鼠)がお腹の膜の外に出るための道(蹊→径)を意味しているそうです。筋肉が薄く、血管やリンパ管もそこを通り道にしています。
したがって、鼠径は人体の構造上弱い部分と考えられています。
男性用下着についても、睾丸を圧迫するようなブリーフはよくないとのこと。そりゃそうですよねぇ。
その弱い部分をゴムで締める形の下着が生まれて、現在までメジャーだということがむしろ謎。。

■参考データ

胸郭への衣服圧が10,20,30mmHgと高くなるにつれ、肺活量は−10%,−20%,−30%と確実に減少する。また、胸郭部の強い締め付けは1回の換気量を低下させるため、呼吸回数が増し、換気能力低下による生体負担を増大させる。

ガードル、ストッキング、靴下などを履いた時に、四肢部にかかる衣服圧について。30ⅿmHg以上の衣服圧が外から加わると、静脈が圧迫される。一方動脈はこの程度の圧力ではつぶれないため、いわゆるうっ血状態を作り出してしまう。うっ血による血流障害は、手足の皮膚温低下を招く。
(椅子に座った時の臀部での圧力などでは、構造的に循環は守られる。ベルト状に周囲から締める圧力=フープテンションの場合が問題である)

引用文献:田村照子, 衣服圧の功罪(日本家政学会誌より),2000

ちなみに、10mmHg(=約13.3hpa)ってどのくらいの圧力かさっぱりわかりませんよね。着圧ソックスとして有名なメディ●ュットのおやすみ用のもので、足首が21hpa、ふくらはぎが16hpaという設計です。少し参考になるでしょうか。

次にウエスト付近ですが、ここも締め方、締める程度に注意が必要です。

ウエストを締めるなら、肋骨にも腸骨にも干渉しない位置(腹部を触るとわかりますが、意外と狭いですよ)を、自分のウエストサイズをあまり変化させない範囲で締める。
このエリアに関しては、骨格は背骨のみとなるので、強く締めすぎさえしなければ、運動の妨げにはなりにくいところです。
ゴムや伸縮性のある衣服は、皮膚表面に軽くテンションをかける程度の締め具合です(締めるというよりは、押さえるに近い)。それ以上強いと、内臓を圧迫する恐れがあります。
もしくは伸縮性のないベルト状のものは、腰骨のちょうど上でずり落ちずに止まる程度の緩さであれば、それほど内臓に影響を与えることはないと思います。

最近めっきり見なくなりましたが、腰パン(腰〜お尻でボトムスを履く)してしまうと、骨盤や股関節の動きを妨げます。腰痛一直線のファッションです。ボトムスはやはりウエストで履くほうが身体には良いでしょう。

下着(ショーツ)はこんな形がおすすめ。

シルクふぁみりぃの「マルベリーリラックスショーツ」!
一部丈なので鼠径部にゴムが全くあたらない、穿きこみがほぼウエスト位置(ゴムではなく腹巻素材)、素材もシルク。というパーフェクトなショーツです。
色気はありませんが、体型が崩れるよりは良いと考えましょう。

ほかに、男性用のトランクスみたいなフレアショーツ型も良いですね。
できればウエストはゴムを取って、紐で締める形にしたほうが良いです。
最近、冷えとりブームが手伝ってか、締め付けない下着で可愛いデザインのものも少しずつ増えてきました。「ふんどしショーツ」って名前は好きじゃありませんが、探すとそれっぽいものが結構あります。

後半に続きます。
 
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締めて良いところ、悪いところ【足と靴編】

靴や衣服で身体を締めることについての話です。
実は昨年から書きかけて途中になっていた記事ですが、最近お客様から良い質問があって、このことを思い出しました。
MBTを選んでいく上でも、重要なポイントになりますので、長くなりますがぜひお読みください。

【足と靴編】

裸足で土の上を生活できるのなら、敢えて足のどこかを締める必要はありません。が、靴を履く以上、足と靴が離れてしまわないように、どこかを締め(留め)ざるを得なくなります。

わかりやすいように、この人に登場してもらいましょう。


↑右足を横(外側)から見た図


↑右足を前から見た図

赤く塗った骨は、立方骨という骨です。(前から見た図では隠れていてわかりにくいです)

足(くるぶしから下)の骨格構造は大変複雑です。片足28個、両足で56個の骨で構成されています。全身に200個強の骨があることを考えると、その中で足の骨の締める割合が多いことがわかります。
ここであまり難しい解剖の話をしても仕方ないので、この先はざっくりいきます。

さて、私たちがMBTのフィッティングをする際、最もお勧めしたい条件が、
☆靴紐があって足首を安定させられるもの。
☆履き口にパッドがあり、足首まわりにフィット感の得られるもの
☆趾(あしゆび)がよく動かせるサイズ
です。

そして、履き方、靴紐の締め方のことをきっちりお伝えしています。
エクササイズ以前にここがとても大事なのです。



MBTを履いたイメージ

かかとの骨をしっかり立ててから、立方骨にかかる黄色のラインのあたりで、靴(MBT)と足を固定してもらいます=靴紐を結びます。
つま先に近い方の紐はあまりきキツキツに締めないようにしています。

この時、皆さんが驚くことがあります。
足の前半分、特にゆびの周りに、ゆとりがある点です。
「こんなに足が泳いでいて、良いんですか?」
とも聞かれます。
この場合に「足が泳ぐ」というのは実は間違いです。黄色のラインで紐を締めずに、靴の中で足が前後or左右に滑っている場合を「足が泳ぐ」というのです。足の動きを制限する靴を長年履いていると、「趾(あしゆび)が自由になる」=「足が泳ぐ」と誤解して、どうしても不安になってしまうことがあります。

また、つま先で蹴る動作の強すぎる人は、歩いた時に
「かかとが浮く」
とおっしゃいます。MBTの考える正しい歩行動作が身に付くと、足が靴の中で前滑りしなくなるので、かかとは浮きにくくなります。とはいえ、厳密に言うとかかとの骨も動くため、上に書いたように、履き口にパッドがあるものでフィットさせたほうが快適というわけです。

ちなみにMBTのサイズ選びは、足長ではなく、ゆびの付け根の幅が基準です。
ですから幅広の方などは、いつもの靴のサイズより大幅にサイズUPすることもあります。

MBTエクササイズで足の内在筋を動かしていくと、ゆび周りに十分なゆとりがなければ、足はおろか、全身がうまく動かないことに気づいてくるのです。


ノーマルシューズの場合、かかと着地→つま先で蹴る、といった単調な2段階歩行になりやすく、足と靴をくまなくフィットさせるのを良しとする傾向にあります。
自分に合ったワイズを選んで、上の写真の青いエリアをしっかり固定するという考えです。
靴の役割がMBTとは異なるので、これも靴によってはあり、となります。

MBTでは、足の安定性と運動性の両方を考えています。
上の青いエリア全体を締めることは、足を弱らせることになりかねません。
履いていて快適なのはもちろんですが、足をよく運動させて、縦アーチと横アーチを取り戻すことが大事。
中でも内側の縦アーチ(土踏まず側です)は、ひときわ重要です。
アーチサポート(インソールで土踏まずを盛り上げること)をしないのは、最適な運動を引き出すためです。

私も含めてですが、日本人は足の骨格構造が崩れている人がほとんどです。

↑こういうMBTも可愛いなー、履きたいなーと思うのですがっ、邪道といえば邪道。(履きこなす方法はまた別途…)

product_mbt_lma359l_s.jpgproduct_mbt_luw340l_s.jpg
↑まずはこっちですね。
こういうタイプで足首を鍛えて、足裏を鍛えていくことです。
やけにスニーカーを勧めるのは、そういうわけです。

長くなったので、今日はこのへんで。
次回はいよいよ、からだ全体ではどこを締めて良いのか?という本題に入ります。
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暑いからこそ温める

最近、実家の母親から送られてくるメールの件名が、本文とは関係なく「暑いぞ、熊谷!」になっています。(←熊谷市はそういうキャッチコピーでPRをしているようです)
このように私は関東平野のど真ん中で育ったので、東京の暑さはそれほど苦になりません。東京の夏の夜は海の匂いがするなぁ、と思いますが。
とはいえ、暑いことは暑いですね。
気をつけないといけないのが、クーラーや冷たい飲み物による身体の冷えです。

今年は初夏のある日、調子に乗ってアイスコーヒーを飲み過ぎたら、一日にして身体が冷え切ってだるくなってしまいました。
反省して、「この夏は極力身体を温めよう」という目標を掲げました。

具体的にやることは、
・飲み物を温かくする(特に午前中)
・寝る前の入浴
・運動
です。

クーラーを使わない生活ができれば良いのですが、店ではまず無理。家に帰っても、「眠れないよりはマシ」と、控えめにですがクーラーを使ってしまいます。そうなると、他にできることは上記のようなことしかないのです。

●飲み物を温かくする
これが意外と大変。。すぐに心が折れそうになります。なんとかステンレスボトルに暖かいお茶を持ち歩くことが習慣になってきました。できれば一年中続けたいです。すぐにペットボトルとか買ってしまうのでー。
午前中に冷たいものを取らないと、すごく身体が楽です。逆に暑さを感じないんですよね。
昼間の活動中であれば、多少冷たいものも摂りますが、セーブできます。

●寝る前の入浴
知り合いのライターさんから良い入浴剤を紹介してもらって、試しています。
いずれ是非店でも扱いたいと思っています。ただいま自分の身体で人体実験中。商品を導入する時は、毎回一定期間は自分で試していますので。
まさに「身体を温め、自律神経のバランスを整える」のが目的の商品だそうで、確かに他の入浴剤では感じたことのないぽかぽか感が・・・。長めの半身浴っていうのが、何より嫌いでしたが、この入浴剤を使うと大丈夫です。(理由はいくつかあります)
よく基礎体温が36.5℃以上が良いと言われますよね。あらゆる病気のもとは低体温、とも。この入浴剤のテーマはそこにあるようです。
女性は特に低体温や、冷え症で悩んでいる方が多いですね。
体温がどこまであがるか、チャレンジです。

●運動
とりわけ有酸素運動についてです。
普段からしている方だと思うのですが、梅雨の間はことごとく雨に降られ、走る頻度が落ちました。
梅雨明けと同時に結構走っています。しかも朝〜昼間!
夜のランも気持ち良いですし、太陽の下で焦げそうになりながらのランも気持ち良いです。
(炎天下での運動は危険なこともあるので、むやみに真似ないように…)
たくさん汗もかいて、さぞかし体温も上がっただろうと思って、翌朝測るとそうでもない。人間のホメオスターシス(恒常性)ってすごいな、と思います。

体温というのは、ひとつの目安であって、絶対的な意味はないと思っています。
先天的に持って生まれた要素(筋肉の質など)がかなり関係するからです。
つまり、体温が高い人=健康、体温が低い人=不健康とも言い切れない。でも低いよりは高い方が良いのは間違いなさそうです。
正確な実験結果を出すために、寝ている間のコンディション(室温や睡眠時間、睡眠の質)を一定に保つのがなかなか難しいです。
今のところ体温の変化はありませんが、去年の夏よりは、身体がずいぶん軽い実感があります。
また入浴剤の件など、正式に紹介できるかと思います。お楽しみに。

 
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BORN TO RUN 〜走るために生まれた〜レビュー(後半)

前半からのつづきー

『BORN TO RUN』の発売により急激に「ベアフット(=裸足の)・ランニング」文化が広がり、ランニング業界での走り方の根本が変化したと言われています。

確かにこのころから、ヒールストライク(かかと着地)ではなく、ミッドフット(中足部)またはフォアフット(前足部)で着地する走法が紹介されるようになり、それ用のシューズもどんどん開発されてきました。
ただ「着地をどこからするか」が重要なのではなく、姿勢が上向きに保たれていて、腰(身体)の下での地面をなでるような着地が出来ていると、身体の軸が安定して安全に走れる、ということに気づく人が増えたのです。

(以下引用部分はすべて要約)
身体はショックを受けないと、柔軟にならない。毎日同じことを繰り返していると、筋骨格系はすぐに適応の仕方を割り出し、自動操縦に切り替える。反対に、予測できないような様々な路面を、歩いたり、全力疾走したり、という多様な運動が、多数の神経と筋肉を刺激する。タラウマラ族にとっては、それが日常である。長い距離を走る以前に身体が強化されているのである。


この部分が、一番の真髄だと思います。
走ることに限らず、歩くことにも当てはまります。

さらに、肉体の驚異的な若さと強さを誇るタラウマラ族の生活に密着し、

食事に関しても、少なく食べる、よりよく食べる(肉や加工された炭水化物ではなく、果物と野菜中心の食生活。ピント豆、カボチャ類、チリペパー、野草、ピノーレ、それと大量のチア…といったものを食べている)。
自家製ビールにいたっては、われわれの知っているビールがただの砂糖水だとすれば、タラウマラ族のビールは全粒粉のスムージーのように豊かな栄養源である。


と紹介されています。かつ、人柄は総じて温厚で平和を好む民族である、とも。
とても興味深い部分です。

では、タラウマラ族やウルトラランナーのような、ごく一部の人だけが走ることを得意としているのでしょうか?
他の人たちはどうなのでしょう。こんな風に書かれています。

人間は走るために生まれた??
脊椎動物の全歴史を通じて、二本足で走る、尾のない動物は人間しかいない。項靭帯は、動物が早く動く時に頭を安定させる動きしかないため、歩く動物には必要ない。
豚には項靭帯はなく、あるのは、馬や犬、そして人間。
また、大きな尻も必要なのは走る時だけだ。
アキレス腱のゴムバンドのように伸縮する動きは、エネルギーをたくわえ、遠くへ飛ばすためにある。
つまり、早く進むではなく、遠くへ行くためのもの。ロコモーション(移動)のために備わったもの。
また、人間は皮膚がむき出しの汗をかく動物である。チーターは、走って体温が40.5度に達すると、足を止め、それ以上走ろうとしなくなる。一流のマラソン選手のように毎秒6メートルの速さで、何時間もジョグできる動物は他にいないのである。

人間の身体は、明らかに長距離を走り続けるために設計されている。


続いて、

2004年ニューヨークシティマラソンの結果を調べて、年齢別タイムを比較してわかったこと。
19歳を振り出しとして、ランナーたちは毎年早くなり、27際でピークに達する。27歳を過ぎると、タイムは落ち始める。では、19歳の時と同じスピードに戻るのは何歳のときか?
答えは64歳!
タイムが向上するスピードと衰えるスピードにこれほど差異があるのだ。それを考えると、人間は持久走が得意なばかりか、きわめて長期間にわたって得意でいられる。
年をとるから走るのをやめるのではなく、走るのをやめるから年をとるのだ。
脳は常にコスト削減や効率を生み出し、同時に肉体の耐久性を衰えさせつつある。
西洋における主な死因―心臓病、脳卒中、糖尿病、うつ病、高血圧症、十数種類の癌―のほとんどをわれわれの祖先は知らなかった。医学もなかったが、ひとつ特効薬があった。それは、「脚を動かすこと」。


ここまで読むと、タラウマラ族の驚異的な持久力や、世界中のウルトラランナー(ウルトラマラソン競技に挑戦する人)たちのことも現実として理解できます。
ちなみに、ウルトラマラソンとは、どんなものかご存じのない人のために例を挙げると、

例えばレッドヴィル・トレイル100というレース。
距離は100マイルなのでフルマラソンをほぼ4回分、その半分は暗闇の中で、途中に800メートルの登山が2回ある。スタートラインの標高は3000メートルほどで、さらにそこから登っていく。制限時間は30時間。
という、とてつもなく過酷なもの。

現代的な生活をしていると、必要に迫られて長距離を走ることはまずないし、ウルトラマラソンや山岳耐久レースなんて一部のドMな趣味の人のやることかと思っていました。
レース(競争)は抜きにしても、走ることで得られるトリップ(陶酔状態)というのは本当にあるのだと思います。
常識や想像を超えると、そこには別世界が待っているのかもしれません。

走ることは自由でいること。

と、この本は結論付けているような気がします。
そうだとすると、走らない理由はないのではないか?と思えてきます。

BORN TO RUN.
身体を動かすことや、健康に興味がある方には、是非読んでみて欲しい本です。
 
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BORN TO RUN 〜走るために生まれた〜レビュー(前半)


ボディワーク仲間の間で話題になっていた本『BORN TO RUN』(クリストファー・マクドゥーガル著/NHK出版)を読みました。
読み応えのある本でした。

ランニング愛好家のためのものかと思って読み出しましたが、そうでもなかったです。結構ニューエイジな内容となっています。
「スポーツとして」というより、「生きる方法として」の、走ることを書いています。
そして、噂通り走りたくなる本です。トレイルを走りたい!

内容は、

・メキシコの山岳地帯を彷徨うカバーヨ・ブランコ(白馬)と呼ばれる幻を探し、世界で最も偉大な長距離ランナー「タマウマラ族」の秘密を解く。
・多くのランニングシューズが悪影響を及ぼしていること、人間の身体が走るためにできていることを、バイオメカニクスや人類学など科学的な説明をまじえて解き明かす。
・タラウマラ族と7人のアメリカ人ウルトラマラソンランナーたちがメキシコの峡谷で激突するレースの話。

この3つの物語が融合してひとつの本になっています。

物語といってもほぼ(ぜんぶかな?)実話です。書かれたのがつい最近(アメリカで2009年に発売)のため、今でも活躍する有名なウルトラランナーが登場したり、ランニングシューズ市場の現実などもほぼリアルタイムで理解できるのが、面白さの理由だと思います。
私はやはり、ランニングやランニングシューズによる身体の故障がどうやって起きるのか?という部分に一番興味を持っていました。

この本に書かれている衝撃の事実の数々。。まとめてみました。
(いずれも、大学などの研究機関によるデータが添えられている)

★最高のシューズは最悪である
保護機能(高いクッション性、プロネーション矯正など)がついた高価なランニングシューズを履くものは、安価な(40ドル未満の)シューズを履くランナーよりもけがをする頻度が著しく大きい。
なんとも皮肉な話。

★足はこき使われるのが好き
シューズがすり減ってクッション材が薄くなると、ランナーは足をコントロールしやすくなる。
体操選手を対象にしたテストでも、着地用のマットが厚いほど、選手は強く突き刺すように着地することがわかった。
何種類かの靴で走ってテストすると、衝撃力は裸足が最小で、クッション機能が大きいシューズを履いた時が最大だった。ランニングフォームも同様に推移し、靴を変えると本能的に足の下ろし方を変えていた。

★人間は靴なしで走るようにできている
足の土踏まず(アーチ)ほど優れた構造は、歴史上見当たらない。圧力をかけられると強さを増すのだから、アーチの下に支えをつけてしまえば、構造全体を弱めることになる。(=つまりシューズのアーチサポートは足の力を弱らせる)
シューズを履くのは、足にギプスをはめるようなものだ。シューズが仕事をすれば、腱は硬くなり、筋肉はしなびる。足は戦いを生きがいとし、プレッシャーのもとで強くなる。
裸足で歩く者は、地面について、地面と自分の関係について絶えず情報を受け取る。一方、靴を履いた足は変わらぬ環境の中で眠るばかりだ。
けがの予防法のひとつとして、週三回、裸足で濡れた草の上を走ることなどを推奨。

これらの主張を裏付けるような、メキシコの山岳民族タラウマラ族の驚異的なタフさ。
彼らは、小さいころから靴を履く習慣がなく、裸足もしくは簡素なつくりのサンダルのようなもので、生活のために長距離を歩く日常を過ごしている。100km近く走ってもほとんど疲れを見せない。
「フルマラソン42.195kmでは短すぎて実力が発揮できない」って、冗談みたいな本当の話なのだそう。

大事なことを忘れないようにしたいのですが、生活環境がかなり違うということがあります。
タラウマラ族はもちろんアスファルトではなく、起伏に富んだトレイル(山道)を歩き、走る生活であり、生まれながらにして足で長距離を移動することが当たり前に暮らしています。
われわれ現代人が、走法を安易に真似しても怪我をしないとは言い切れません。

そして、世の中には医学的にも色々な考え方が存在し、「人間の身体がそもそも歩いたり走ったりするように設計されていない」とする意見があることも紹介されています。
足を酷使するなら、手術や矯正器具のお世話になるのが当たり前、とする説。
一方で、そのように足を保護することをやめ、裸足で走ることで痛みから解放された例がたくさん紹介されています。
アメリカでも多発するランニング障害(足底筋膜炎や腰痛)についても。

後半につづくー
 
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糖質制限とグルテンフリー

今朝、途中でピックアップするものがあったので、渋谷駅から恵比寿まで歩いてきました。
明治通りのひがし健康プラザの向かい側に、なにやら可愛い看板のパン屋さんを発見!

Fusubon(フスボン)
〜糖質制限食・ダイエットにも もちっとおいしいふすまパン〜

とあります。ふすまパン好きなのでさっそく買って食べてみたところ、本当にもちもちで美味しかったです。
※ここで焼いているわけではなく、別で作ったものを冷凍でデリバリーして販売しているようです。

最近のヘルシーなパンやお菓子は、一昔前と違って、美味しいものが多いです。ちょっと贅沢な値段ですが、自分ではこの味は作れませんから。

何度かこのブログでグルテンフリーのことを書いたことがあり、「山田さん、糖質制限してるんでしたっけ?」と聞かれることがあります。他にも、ファスティングのこととか、マクロビオティックのこととか、食事に関する質問・相談はよくいただいています。

グルテンフリーと糖質制限は、似ていますが基本的に別物です。私の場合、グルテンは制限していますが、糖質はさほど気にしていません。グルテンについても今は完全にやめているわけではなく、たまに上記のようにパンを食べてみたり、頂きもののパンやケーキは喜んで食べています!

違いをまとめておきますね。

■糖質制限

糖質制限はそもそも糖尿病の食事療法から始まっています。
「低炭水化物ダイエット」「ローカーボダイエット」などの呼び名でも知られています。
三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質のうち、炭水化物に含まれる糖質の摂取を控えるものです。
人間の体は糖質の摂取を減らすとエネルギーが足りなくなり、脂肪を分解して補おうとする。そのため、脂肪が減り体重が落ちる、という仕組み。
また、糖質の摂取を控えてインスリンの分泌を抑えると太りにくくなることもあり、糖尿病、メタボリックシンドロームをはじめとする生活習慣病の予防に有効と考えられています。

参考著書:『主食をやめると健康になる』(江部康二著)あたりに詳しく書かれています。

■グルテンフリー

「グルテン」とは、小麦や大麦やライ麦とかムギに含まれるたんぱく質の一種。
パンやうどんを捏ねた経験のある人はおわかりのように、生地を捏ねる時に「粘り」が出ますよね。あと、食べた時の弾力のある食感。これがグルテンの正体であります。
欧米人ではグルテンアレルギーの人(重度だとセリアック病。100人に1人の割合でいる)が多いと言われ、グルテンの摂取をやめて劇的に体調や肌の調子がよくなる人がいることで、一大ブームになったわけです。
日本人には重度のグルテンアレルギーは少ないようですが、過敏な人は結構多いと思います。
グルテンを摂取することで、消化されないグルテン(小麦タンパク・グリアジン)が腸管粘膜から侵入し、それを異物として認識してしまうと、免疫反応として炎症がおきる場合があります。
花粉症、各種アレルギー、潰瘍性大腸炎、その他腸疾患、リウマチ、膠原病・・・など、すべて「炎症」が関係あると言われていますから、グルテンはさまざまな不調とも関連がありそうです。

便秘や、肌のトラブルにお悩みの人が、パン、パスタ、うどん、クッキーなどのお菓子といったグルテンをやめてみると、明らかに調子がよくなる、といった話は私の周りでも多いです。

参考著書:『グルテンフリーダイエット』(エリカ・アンギャル著)は、言わずと知れたグルテンフリーのバイブルですね。

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糖質制限したら、おのずとグルテンフリーになっていた…というケースもあるとは思いますが、基本的には別物なのです。
それぞれ、仝渓にやる方法と、△罎襪やる方法とあると思います。ただ、何にでも言えることで、はじめからゆるくやろうと思うとイマイチ反応が出にくい。やるのなら期間を決めて徹底的にやって、そのあとゆるくしても大丈夫な身体にしていく、のが正しい順番ではないかと思っています。
厳密にやるのは、どちらもそう簡単ではありません。スタバとか行くと、バナナしか食べられるものがありません(苦笑)

特定の栄養素を制限しないで、ただ少食にすれば良い、添加物を避けて本物の食材を摂れば良い、食べ方についてはいろいろな考えがあります。
私が思うのは、同じ日本人でも人によって持っている消化酵素も違えば、体質がかなり違うのです。自分の身体をベストな状態にするには、どんな食事を心がけたら良いのか?それを知るための手段として、少々極端とも思える食事法をやってみるのもありかな?と思っています。
 

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ロコムーブその後

今週は日本列島各地が強い寒波に見舞われています。こう寒いと、走ったり歩いたり、運動がちょっと億劫になってしまいますよねー。
4か月ほど前に、こちらの記事で紹介させてもらったロコムーブ、冷えた身体を暖めるのにも最適なエクササイズです。

書籍はこちらです↓
「動ける身体」を一瞬で手に入れる本』(中嶋輝彦著/青春出版)


別にこの本の回し者でもなんでもないんですが、やはりすごすぎるメソッドです。
即効性と持続性があります!
こんなに寒い時期でも、1セット(10分足らずです)行うと、じんわり汗かきます。

ブログを読んで、さっそく本を買ってみました、という報告を何人もの方からいただきました。(動きが)難しいorツライ、とおっしゃる方もいましたが、大半の方はかなりの効果を感じて驚いているようです。
まさに究極ですね、との意見多数。
広背筋と連動して、ハムストリングや大胸筋を効果的にストレッチするエクササイズです。身体に柔軟性が出て、重心移動が楽に行えるようになります。
そう聞いても、いまいちピンと来ない方もいるかもしれません。
もっと嬉しいのが、続けていくと明らかに体型が変わる点です。
私自身始めの1ヶ月は毎日欠かさずやっていましたので、ある日ふと「おなかの形が変わったな…」と思ってウエストを測ったら、なんと5cmも減っていました(体重変わっていません)!
それ以降ですが、2〜3日サボっても、効果がゼロに戻るわけではないことがわかりました。が、やった方が身体が軽いので、できるだけ毎日やるように心がけています。
最近も久しぶりに会うお客様からは、「痩せましたか?」と必ず聞かれるので、ロコムーブ効果かなぁと思っています。
ストレッチの神谷先生のところに今でも通っていて、先生からも「山田さんの背中にワイングラスが乗るようになった!!」(←ストレッチクラスを受けた方なら何のことか解るかと、笑)と、びっくりされました。

特に優れているのは、筋肉のスイッチをONにすることと、OFFにすること、両方ができる点です。
意識でコントロールしきれない❝脱力❞が、簡単にできるようになるのです。これはMBTと通ずる部分でもあります。
例えば私たちがお客様の足のトリートメントをすると、「使えていない」のと同じくらい「過剰に緊張させている」筋肉によく出くわします。力を入れることより、抜くことが難しいのは言うまでもありません。

靴下や衣類での寒さ対策も大事です。そして、運動はもっと大事です。
人体の構造は「動いて移動するため」に構成されているようです。現代でこそ、デスクに向かい座りっぱなしのライフスタイルも増えましたが、人類の長い歴史の中ではグレートジャーニーを続けて生き抜いてきたのですから。
ただ、動けば何でも良いというわけでもなく、身体のデザインに則って正しく足および身体を使うことが大事です。
「動ける身体」を取り戻すのに、非常に役立つロコムーブ、機会があればチャレンジしてみてください。
 
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エイジングとミトコンドリア

さてさて、先日フェイシャルトリートメントに超微弱電流のマシーンを導入しました、とご案内しました。
それと少々関連して、今日はミトコンドリアの話です。

近年の研究で、ミトコンドリアは、私たちの健康や老化の問題と、非常に深い関連があることがわかってきました。ずばり、体内のミトコンドリアを増やすと、若返る!という説です。
ちなみに、痩せやすい身体と、痩せにくい身体の違いも、このミトコンドリアの働きにあるといわれています。

〜ミトコンドリアとは〜

ミトコンドリアは、私たちの身体の細胞の中に存在する小器官のひとつで、さまざまな役割を果たしています。
その中で最も需要な役割が、食事から接種した栄養と、呼吸で取り入れた酸素を使って、細胞内で呼吸をし、ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを放出する物質を作りだすことです。

ジョギングを始めると、同じ距離を走っても、最初のうちはとてもきつかったのに、走るのに慣れてくると、それほどきつく感じなくなります。
これは、運動によってミトコンドリアが増え、呼吸で取り込む酸素量はいっしょでも、効率的に酸素を使えるようになったためです。

年を重ねるにつれ、ミトコンドリアの量は減っていきます。
また、悪い生活習慣により、質の悪いミトコンドリアが増えていきます。
それが老化のスピードに大きな影響を及ぼすのです。
つまり、ミトコンドリアの量を増やし質をよくしてあげると、エネルギーを作る能力が高まり、若々しさを保ち、遺伝子の修復作用を十分に行うことができます。
筋肉や皮膚に限らず、脳の細胞中のミトコンドリアが増えれば、認知症の予防や、脳の機能全体を高めることもできるのです。



そこで、冒頭の超微弱電流の話に戻ります。

ミトコンドリアがATPを作る際に必要になるのが電流です。
そもそも、人体にはごく微量の電流(生体電流)が流れていて、細胞の外がプラス極で中がマイナス極。
紫外線や、喫煙、不摂生などにより細胞や組織が損傷を受けると生体電流がうまく流れなくなります。
生体電流を人工的に作り出した超微弱電流で細胞への通電を助けることで、お肌のハリがアップしたりシワやたるみが改善される、というのは理に叶っていると考えられます。
あくまでこれは微弱電流が人体に及ぼす作用について、なので、マシーン自体がミトコンドリアを増やす効果を謳うものではありません。ただ、こんなマイルドな電流でなぜ肌のハリが変わるのだろうか?と思っていましたが、そういうことか〜!と納得させられます。

スキンケアにおいては、このように電流を使う方法もありますが、それよりも身体全体のミトコンドリアを質と量を高めてあげることが何よりも大事です。
その方法として有効なのが、

,笋箒めの有酸素運動をする
背筋を伸ばす(片足立ちも有効)
4┐気魎兇犬
ざ腹を感じる

なんだそうです。
寒さというのは意外な気もしますが、雪国の人の肌の美しさを見るとなるほど、という感じもします。

というわけで、手っ取り早くエイジングケアする恰好の方法がわかりましたね。。

寒い冬に
MBTを履いて、背筋を伸ばし、
たまに片足立ちのエクササイズをする。
走ったり歩いたり、じんわりと汗をかくまで運動。
あ!空腹気味の状態での運動が良いです。

ここまでは、特にトレーニングというほどでもなく、日課にしても良いくらいです。運動がどれだけ大事か、おわかりいただけますよね!
さらには、常に少食を心掛け、週末プチ断食などもすると最強です。
 
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悪いのは靴ではなかった。。


今週末11/2(日)のMBTセミナー・ハザマ塾では、「足」とトレーニングとMBT をテーマに最新のMBTエクササイズをご紹介します!
午前、午後の部、ともに現在5名ずつくらい空きがありますので、連休のお天気次第で「予定が空いちゃったわ」なんて方も、前日まで参加受付いたしますので、ぜひご参加くださいませ。今まで間さんのセミナーに出られている方にも、繰り返し学んでいただきたい内容です。

今日のタイトル、
「悪いのは靴ではなかった。。」
は、私が最近ようやく気付いたことです。

たとえば外反母趾。(私の足も立派な外反母趾です。MBTを履いてからだいぶましになっていますが)
外反母趾の原因はハイヒールだ、とよく聞くと思います。
確かに、私も若いころはハイヒールとかミュールとかばかり好んで履いていました。ちょうどトップの写真にあるみたいなハイヒールや、ヒープトゥサンダル、大好きでしたね。でも買って1日目で、「なんかこの靴おかしくないか?」と疑問を持つのです。絶対にバックベルトがずり落ちる。あちこ痛くなってくる。「この靴、かわいいけどダメだわ」と履かなくなって、値段の高いものなら履きやすいはず♪と期待して高級なハイヒールを買うけれど、それもまたダメ。そんなことの繰り返しでした。
はい。ダメなのは靴ではなくて、自分の足でした。

外反母趾の原因も、「ハイヒール」ではなく「ハイヒールを履きこなせなかったこと」です。
もっと正確にいうと「ハイヒールを履きこなすための能力の有無を自覚していなかったこと」だと思います。

逆に、ハイヒールを履いて足首がキュッとしまって、ヒップアップして格好良く見えるのは、「ハイヒールを履きこなせた結果」なのです。ハイヒールを履いても見苦しい女性は、街中にわんさかいるので…わかりますよね。

とはいえ、ハイヒールが身体に良い履物だとは思っていません。
ハイヒールはもともとドレスアップして出かける、ここぞ!という時の履物ですから、日常的に履くと身体のバランスはいつかおかしくなってくるはずです(特に日本人のしなやかな身体では)。日常的にはMBTを履いてもらいたいと思っています。

そこで、MBTで足の細かな筋肉をバランスよく鍛えれば、ハイヒールを履く時にも、美しく、身体を痛めずに歩けるようになれる!ということをお伝えするのが今回のセミナーです。
男性やハイヒールを履かない人にも同じことが言えます。たまにノーマルシューズ(普通の硬い革靴など)を履いたら、どうしようもなく疲れてしまった。とか、経験ないでしょうか?足部だけでなく、体幹を含めた全身が、重力に逆らう力をうまく発揮できれば、ノーマルシューズだって、もっと快適に履けるようになるはずです。
多様な路面、多様な環境に適応できる身体を取り戻すことも、MBTのひとつの目的です。

私と市島は、つい先日も間さんのトレーニングを受けさせていただきました。
足の裏とか、内ももとか、筋肉痛になりました。まーだまだトレーニングが必要なことを実感!ついでに、またサイズをアップするようにとのお達しが・・・(笑)
間さんいわく、MBTとハイヒールは意外と相性が良い(簡単に応用できる、ということでしょうかね)そうです。中途半端なローヒールとかを油断して履いていることがむしろ良くないのだとか。
皆さんにもぜひ体験していただきたいと思います。
セミナーにご参加の方は、お手持ちの履きこなしたい靴(ハイヒールなど)があれば、お持ちいただければ当日その場で実践できますよ!

引き続きお申込みもお待ちしております。定員オーバーで締め切る際は、こちらでもお知らせします。

 
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